ペナン島で歴史を感じられる場所は?
見所、食べ所がいっぱいのペナン島。
すべての見所とグルメを回っていたら、小さな島ペナン島でも1週間あっても足りません。。。
ペナン島に行くときは、余裕をもったスケジュールを組むことを心掛けていますが、
実際に観光してみると毎回時間が足りないことが多いです。。。(笑)
こんな魅力いっぱい、見所いっぱいのペナン島ですが、ペナン島の歴史は意外と知られていないので、今回はペナン島の歴史が始まった場所として、有名な「コーンウォリス砦」をご紹介します!
まずは、こちらがコーンウォリス砦の入口。
外からはのぞけない高い壁と門の面構えは砦のイメージそのまま。
これから刑務所の中に潜入するかのような雰囲気です。。。
さすがペナン島の歴史が始まった場所だけあり、ドッシリとした存在感があります。
ところで、なぜココがペナン島の歴史の始まりと言われているかというと、コーンウォリス砦がある、まさにこの場所に1786年イギリス人航海士フランシス・ライトが上陸し、この地に要塞が建てられ、のちにコーンウォリス砦と呼ばれるようになりました。
現在も灯台や古い教会跡、弾薬庫跡などが残されている、歴史的価値の高い砦なんです。
そして、海側には真鍮製の大砲スリ・ランバイも残されています。
この大砲は元々オランダがジョホールのスルタン(国王)に贈り、ポルトガル人が戦利品として略奪したあと、ペナン島に運ばれてきました。
想像していたよりも巨大な大砲なので、実際に大砲を撃つところを見てみたくなりますねー。
大きな大砲の近くには、こんな小さな車輪付き大砲もありました。
現在、コーンウォリス砦の施設内には、野外円形劇場・歴史ギャラリー・カフェ・手工芸品のお土産店もあります。
高い壁に囲まれていますが、施設内は広々としているので開放的です。
また、コーンウォリス砦の南側には高さ60フィート(約18m)あるヴィクトリア・メモリアル時計台があります。
この時計台は英国ビクトリア女王の即位60周年を記念して、地元の大富豪によって建てられ、台座部分は八角形、柱部分はローマ様式、トップは金色のドーム屋根にデザインされた、表情豊かな美しい時計台として親しまれています。
ペナン島のグルメ・ショッピングに加えて、歴史的建物を巡るのもおススメです。
何より、たくさん歩くと夜のビールが美味しいです(笑)