マレーシアグルメ

.
.
.
マレー料理の特徴は、ココナッツ、やレモングラス、唐辛子などのスパイスを多く使っている事です。基本的にはスパイシーな印象が強いですが、辛さの中にまろやかさがあり、クセになる味わいです。主にイスラム教徒であるマレー人の主食なので、イスラム教上許された「ハラル肉」を使用します。（豚肉やお酒は一切使われていません。）
代表的なメニューは、マレー風焼きそばの「ミー・ゴレン」、サテとエビせんべいが添えられているマレー風焼き飯の「ナシ・ゴレン」、ココナッツミルクで炊いたご飯とゆで卵や小魚などおかずが何品がワンプレーとに一緒に盛られている「ナシ・ルマ」などがあります。

.
.
.
大陸から移動してきた中国人によって伝えられた中華料理。その味は醤油がベースとなっており甘いものが多いが、そこにマレーシアの味が加わりスパイシーになっているものも多い。あっさり味の広東、香辛料を多く含む客家、海戦の入った福建地方の料理が多くみられます。

代表的なメニューは、チキンを蒸した「海南鶏飯」、魚介類や野菜などを入れたマレー風寄せ鍋の「スチームボード」、日本でもお馴染み「飲茶」などがある。

.
.
.
イギリスによる植民地統治時代にインドから移り住んだ人々で、南インド地方の出身者が多い。そのため、北インド料理店より南インド料理店の方が多くみられます。主食はお米。南インド料理は野菜や豆のココナッツミルクの料理が多い。また、北インド料理は、スパイシーなお肉料理が特徴です。

代表的なメニューは、バナナの葉をお皿にした「バナナ・リーフ・カレー」、タンドリーチキンとナンがセットとなった「タンドリーチキン」、インド風のパン「ロティ・チャナイ」などがある。

.
.
.
大陸から移り住んだ中国人と地元のマレー人の女性との間に生まれた子孫達の男性をババ、女性をニョニャと呼ぶびます。女性が料理をすることからニョニャ料理と名付けられました。ニョニャ料理は、マレーシアの伝統的な料理です。

ニョニャ料理は、メニューによってはマレー料理や中華料理に似ているが、スパイシーに加え酸味や甘味、ハーブを使うなど融合料理となっています。レシピは各家庭ごとに代々伝えられているが、昨今受け継いだニョニャやコックなどによってペナン島を中心にニョニャ料理店が増えてきています。

代表的なメニューは、エビや魚のすり身の入ったココナッツミルク入りのカレーライス「ラクサ」、ニョニャ風切り干し大根とエビがパイ生地に入った「パイ・ティ」などがあります。