いまさら聞けない。。。円安と円高の意味
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海外挙式・ハネムーン旅行をする新郎新婦さんにとって、最も気にかかることが「為替相場」ではないでしょうか?
ニュースや新聞をみていると、必ず「為替相場」について記述されていますが、みなさんは円安と円高の意味を正しく理解していますか?
日常的に為替取引をしている方や証券会社に勤務している方でなければ、「為替相場」を意識しているひとは少ないと思います。
事実、新郎新婦さんとお話ししていると、為替相場について誤解されている方が意外と多いです。
手持ちの円を外国通貨に両替するタイミング、どこで両替すれば得なのかを知っているだけで、同じ1万円が増えることもあれば、減ることもあります。
海外挙式のあとは、もちろんハネムーン旅行にショッピング!
楽しくショッピングをするためにも、円安と円高についての知識は必須です!
みなさんが日本で生活していて「円」以外の通過を使うことは無いと思います。
現金で「円」を使い、電子マネーでも「円」を使うことを前提に経済活動が成り立っています。
でも、それは日本国内で流通している通貨が円であるからであって、海外に行けばその国で流通している通貨を使うことになります。
そこで問題になるのが、円を現地通貨に両替する場合の「為替相場」です。
為替相場は、誰かが一方的、恣意的に決める訳ではなく、市場における需要と供給のバランスによって決まります。
なので、例えば円をたくさん欲しい人または法人がいて、彼らが持っている通貨を大量に円に両替したら、それは円を大量に購入したということになり、円の価値が上がることになります。つまり円高です。
一方、その逆に円が大量に売られ市場に流通すれば、円安ということです。
野菜が不作の時期は、八百屋さんで野菜の値段が上がることと同じですね。
では、わかり易くドルを例えに説明すると・・・
為替相場が1ドル=100円であれば1万円は「10,000÷100=100ドル」となります。
為替相場が1ドル=80円であれば1万円は「10,000÷80=125ドル」となります。
為替相場が1ドル=125円であれば1万円は「10,000÷125=80ドル」となります。
つまり、同じ1万円でも為替相場によって、少ないドルにしか両替できないということが、円安ということです。
逆に1ドル=80円であれば、1万円が125ドルに両替できるので、円高ということです。
マレーシアの場合、MYR(マレーシアリンギッド)が現地通貨となり、1MYR=32円が現在の為替相場となっているので(2015年1月30日現在)、1万円を両替する場合は10,000円÷32=312.5MYRとなります。
ちなみに、マレーシアのセブンイレブンで500mlのペットボトルは2MYRなので、64円となります。。。安いっ!
通貨が違えば、円に対する為替相場も変わります。
同じ100万円でも、その100万円を為替相場マジックで200万円の価値にすることができるのが、海外挙式の大きなメリットですね。
写真はマレーシアサバ州コタキナバルのビーチ。
海外挙式のあとは、マリンスポーツが人気。
マレーシアの海外挙式では、熱帯特有のカラフルな魚やジャングルの野生動物も見ることができる。